ロサンゼルスで暮らす、アメリカ移住、実際どうしたら住めるの?

海外生活、海外移住、みんなどうしてるの?

海外移住、アメリカ生活


いきなりですが、メジャーリーグで活躍する大谷選手も、海外生活組です。
外務省の統計における、海外在留人数、2021年調査の約134万人の一人に数えられます。

ではどうやってアメリカで生活ができるのか?

日本のパスポートであれば、観光目的の場合、ビザなしで最大90日間の滞在が許されるケースがありますが、野球選手の場合は「P-1A」というアスリートビザが必要で手続きすることで得ることができます。

そして、アメリカ入国の際には、「ビザ」で入国するか、「永住権」で入国するかでは大きな違いがあります。

ビザの場合は入国の際、係員が色々とチェックする為、時間がかかりますが、永住権の場合はとてもスムーズなのです。

その為、多くの選手はある一定期間を過ぎると「永住権」を申請します。

永住権を取り、アメリカでレストラン経営をした元メジャーリーガー、野球の次はプロゴルフにチャレンジした元メジャーリーガーもいます

もちろん、ほとんどの選手にはお世話をしてくれる会社やコーディネーターが付いているので、現役時代、本人は野球に専念できてる状態のようです。

芸能人の方でも「永住権」を取ってアメリカに住まれてる方もいらっしゃいますね。
「芸能」の場合は「P-2ビザ」となります。

この記事を読まれてる方は、「いやいや、そうじゃない、もっと一般的な話が知りたい!」、と思ってらっしゃるようであれば申し訳ございません。

ちゃんと、お伝えいたしますのでご心配なく!

ここでのポイントは"必ずビザが必要"で、それぞれの技能や目的で違う、ということ、最終的に「永住権」を取ることが、アメリカに限らず、海外で暮らすということには必要、ということです。

アメリカのビザ、永住権は?

さて、では一般的な、私のまわりを見渡して、一番多いのは

★アメリカの場合★
▶「男性は仕事でビザを取り、最終的に永住権を得ている」、
▶「女性は結婚して永住権を得ている」、が、多い傾向です

もちろん、全員がそうということではないので、誤解のないようにおねがいします

<例えば、男性Aさんの場合>

【質問】“最初はどうやってアメリカに渡ったんですか”
「求人で“アメリカで働ける”、“ビザもサポートしてくれる”条件で探しました」

【質問】“その際のビザは何だったんですか?”
「E1ビザです」


【質問】“その後、永住権を取るまで、どのくらいかかったんですか?”

「5年半です」

Aさんの勤めていた会社は日本に会社があり、その現地法人へ勤める、というパターンでした。

そして、永住権を申請するには、まず、その会社が”スポンサー”(申請)してくれるかどうかです。Aさんの場合、本人はもちろんそれも視野に入れて渡米しました。

会社側は長く働いてもらいたい、Aさんはアメリカに長く暮らしたい、ということでお互いの利害が一致し、認められるケースです。

「永住権」申請中は、通常は同じ会社に勤め続けなければなりません。(手続きの段階にもよりますが、転職先がよっぽどビザの手続きに強く、サポートしてくれる条件でない限りは、まだ振り出しに戻るからです)
*条件によっては日本で待てるケースもあります。
*ビザ関連は非常に複雑なので、通常、会社の契約してる弁護士を通して手続きをすすめます。


<続いて、女性Bさんの場合>

【質問】“最初はどうやってアメリカに渡ったんですか?”

「アメリカの大学に入りました


【質問】“その際のビザは何だったんですか?”

「F1ビザ(学生ビザ)です」



【質問】“その後、どうやって働き、ビザを得たのですか?”

「学校を卒業すると、1年間働けるOPT(プラクティカル)を得られるので、OPTで雇ってくれる会社に入り、最初は期限の1年の予定でした」


Bさんは、その後、会社側がビザのサポートをするので残って欲しいということで、ビザの手続きをしましたが、まもなく、お付き合いしてたアメリカ国籍の方と結婚することとなり、(会社とは関係なく)永住権取得の手続きを取ることができました。

<注意>
▶トランプ政権となった2017年以降は"一般的なビザ"が取りにくくなりました
▶2021年にバイデン政権となり、若干、緩和されてきたそうです

アメリカンドリーム?と言われた昔、そして今は?

アメリカンドリーム


昔はアメリカのレストランで皿洗いのバイトをして、俳優を目指す、とか、アメリカに渡ればなんとかなる、なんて逸話を聞きました

40年ほど前だと、それまで不法滞在であっても移民法改正で、恩赦が与えられ合法に住むことができるようになった、という話もあり、確かにそうだったようです

30年ほど前の90年代でもアメリカは不法滞在、不法労働してる人が多く、それがアメリカの経済、仕組みを支えてる時代で、日系社会、日本人であっても同様のケースが多々ありました

昔よくあった話、日本人に多いパターンは

▶まずはお寿司屋さんで働く

▶お寿司を握るのは日本人の技能と認められ、ビザを取得、合法で働けるようになる、その後、永住権を申請し、見事、取得👏 とか

しかし、90年代後半になると、取り締まりが厳しくなり、2000年以降は合法に働くビザを持ってない人を雇う会社は聞かなくなりました

そうすると日系企業では現地で日本語を話すスタッフが必要な際、雇用に苦しむことになってきたので、「J-1ビザ:研修ビザ」を利用して、日本から短期(約1年から1年半)で雇う会社が増えました

そういう意味では、アメリカで働くことが一瞬、厳しい条件となったのが、逆に道がひらけたのです👏

その後、トランプ政権時代の4年間は、「アメリカファースト政策」により、ビザ発給の制限を始めたので、再び、日本からアメリカへ渡る道は狭くなりました

そして2021年、バイデン政権となり、再び、ビザ発給や外国人入国の規制が緩和されましたが、新型コロナという未曾有の時代は続いているので、最新の情報を得ながら、計画、行動することが必要です

在日アメリカ大使館、領事館の情報が最強    



今の時代、なんでも情報がある、でも、「たくさんありすぎて、どれを見たら良いか」が難しい!

アメリカのビザに関する情報は、『在日米国大使館:ビザサービス』に詳しくあります
そして、ビザ課の皆さんが、ツイッターで最新情報も流してくれてますので、情報もキャッチしやすいです

ー まとめ ー

▶アメリカに住むためには必ずビザが必要!

▶ビザを取得するために必要なことは何かを見極める!

『メジャーリーガーの道』、『アメリカで会社を起こす、投資する』『アメリカに支店のある駐在勤務の申請』、『現地法人へ勤務のチャンスを見つける』、『留学する』、『研修ビザ(J1)プログラムを利用する』などなど

▶正式機関の提供するウェブなどを確認し、“ビザを知る”、“情報を得る”


































 



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